ISD個性心理学は、生年月日から導き出されるデータを基に、個性を分類した統計分類学です。
「お客様一人ひとりに合ったサービスを提供したい」
そう願う美容師さんは多いはず。
でも、具体的にどうすれば良いのか悩んでいる方も少なくないでしょう。
そんな悩みを解決するヒントとなるのが、「ISD個性心理学」です。
ISD個性心理学は、生年月日をもとに、人の個性をMOON、EARTH、SUNの3つのグループに分類します。この分類に加え、大運、年、月、日、時間という5つのリズムを分析することで、より詳細な個性を把握することができます。
今回は、ISD個性心理学を美容サロンで活用し、売上UPに成功した事例を3つのポイントに分けてご紹介します。
1. MOON、EARTH、SUNグループでお客様のクロスを色分け
お客様のカルテに、ISD個性心理学で診断したグループを色分けして記載します。
MOONグループ: 月のように優しく、周りの人のことを思いやるタイプ
EARTHグループ: 大地のように安定感があり、じっくりと物事を考えるタイプ
SUNグループ: 太陽のように明るく、新しいことに挑戦するのが好きなタイプお得感
この色分けにより、一目でお客様のタイプが分かり、接客に活かすことができます。
2. 顧客カルテも3つの分類に基づきグループ分けし、ひと目でスタッフ全員が分かるようにしています。
顧客カルテを、MOON、EARTH、SUNのグループ別に分けることで、各グループのお客様の傾向を把握することができます。
MOONグループのお客様: 新しいメニュー、アットホームな雰囲気を好む
EARTHグループのお客様: お得感と商品サービス等の価値を重視する
SUNグループのお客様: トレンドに敏感
このように、グループ別の特徴を把握することで、お客様一人ひとりに合わせた提案がしやすくなります。
3. 美容サロンのスタッフにもMOON、EARTH、SUNのお客様向けの接客方法を変えどのように接客すると良いかを周知徹底
スタッフ全員がISD個性心理学の基礎知識を学び、お客様のタイプに合わせた接客方法を身につけてもらいます。
MOONグループのお客様: 店販商品の説明を丁寧に行いましょう。『私も使ってますよ』と声掛けをすると反応が良くなります。
EARTHグループのお客様: お得な情報やキャンペーンを提供してみましょう。『今月は、10%OFFで購入できますよ!』
SUNグループのお客様: 最新のトレンドを積極的に提案しみましょう。『この商品は、某女優さんも使ってますよ!』
お客様のタイプに合わせた声かけや提案をすることで、顧客満足度が向上し、リピート率もアップします。お客様一人ひとりの個性を理解し、よりパーソナルなサービスを提供することができます。
お客様の満足度向上: お客様は「自分のことをよく理解してくれている」と感じ、満足度が向上します。
リピート率向上: 満足度が高まることで、リピート率が向上し、顧客単価のアップにも繋がります。
スタッフのモチベーションアップ: お客様との信頼関係が深まることで、スタッフのモチベーションも向上します。
まとめ
ISD個性心理学は、美容サロンにおいて、お客様との関係を深め、売上アップに繋げるための強力なツールです。お客様一人ひとりの個性を理解し、よりパーソナルなサービスを提供することで、顧客満足度を高め、リピート率を向上させましょう。
導入を検討する際のポイント
スタッフへの教育: ISD個性心理学の基礎知識を全スタッフに習得してもらうことが大切です。
顧客データの活用: 顧客カルテにISDのタイプを記載し、データ分析を行うことで、より効果的な施策を打つことができます。
継続的な改善: ISD個性心理学はあくまでツールです。お客様の声を聞きながら、常に改善していくことが重要です。
ISD個性心理学を導入することで、あなたのサロンは、お客様に愛されるサロンへと成長するでしょう。